な～～～にが"ネット掲示板発祥の都市伝説をアニメ化！！"だよ！Z世代受けしそうな安い企画をたてやがって！！ケッ！！
こんなアニメを好むようなやつぁ部屋にこもってニコ動みたいな落ち目動画サイトでテーブルトークRPGのような非モテ大学サークルの活動記録(これに関しては真面目に何が面白いんだろうか...と思ってましたけど)みてーなセッション動画だのボカロだの！、
かつて若い男たちがただただ、金がないという理由のために！！カメラの前で醜態を演じさせられたホモビデオを嘲笑してる考えなしの暇人なんだろうが！！！ええ！？言い返せるかよ！！！
と思っていて勝手にイラついて見もしなかったアニメですが今さら見返している僕もねぇ...
あー、正体を理解したら発狂しちゃう系のあれねクトゥルーとかラヴクラフトとかオタがなぜか好きなあの辺の伝記ホラーのパロディでネットロアなのね あーはいはい、テーブルトークでみたみた、しょーもねーーこんなもん既に形骸である
と小馬鹿にしながら観てたんですが
...ちがうなこの絵面とか雰囲気...どっかでみた記憶が
あぁ、これストーカーだったのか...なんつーかあの...そのまんまですね
ちらっと調べた感じ原作の方の原題が路傍のピクニックらしいのでどうもそのパロディのようだ へえ、文庫版の末尾を確認したらたしかに書いてありました
ストルガツキー兄弟の小説ってけっこう好きなんですが当時このアニメのコトゼンゼン知らんかったな 単に興味がなかっただけなんですけと
ただなぁ...こういうマイナーメジャーな古典サブカルを美少女で現代風リメーク！みたいのはどうもな...あんまし、好きになれないかなあ
原作のゾーン内部で危険を省みず仕事をする職人、通称「ストーカー」たちは(今日では単語として随分曲解されて根付いてしまっている)ゴロツキやチンピラの集まりだったはずだ
甲斐性なしで身持ちもままならぬプー太郎の行き着く危険で誰もやりたがらない賎業としての「ストーカー」みたいな話だった気がする(東欧文学の良さよね...理解できない？うるさい) どう考えても原発作業員とか兵隊さんあたりの比喩つーか大きな意味でのメタファーなんでしょうが
ストーカーは食料問題の解決をもたらした(これも原発)り科学技術を進歩させる、社会にとって多大な影響を及ぼす決して無視できない存在だったはずだ、こんな狭～いセカイのはなしじゃなかったはず！
卑しまれつつも無くてはならない、報われない労働者たちの話だったんだ...(記憶を探りに言ってるから的はずれかもしれん...)
それをなぁ...なんでもかんでも主役をおにゃのこに変えたら良いってもんじゃないやろ そもそも出てくるのも全員大学生ってのがな...
なんだこの感じ、がっこうぐらし!あたりのなまじ源流を知ってるがゆえに周囲の熱狂に比べて冷めた目でしかみられないあの感じ 、悪い意味で懐かしみがある
あれもロメロ映画がわりと好きなもんであかんかったな まぁこのアニメががっこうぐらし!に比べて流行った記憶はないが (と思ったけどその頃引きこもりだな俺)
つーかさ、もっと普通のバイトしなさいよ大学生...なにやってんの...？
小顔がどうだの同性に抱く不可解な感情がどーだのアンタ、何を百合百合きゃぴきゃぴ楽し気やねんこいつら糞ムカついてくるな しゃらくさいわ(陰キャ高校生並みの感想)
もっと辛酸を底の底まで舐めとるような 屈辱的な作風じゃないとなにも感じん...原作にあった良さってそういうとこよ...
あかんあかんあかんあかん！！認めん！認められないわ！！原作好きだけど！！こんな形での映像化は！！！望んでないの～ーーーー！！！
しかし今風のニーズはこうなんかなぁ女の子ばっかりで集まって よく分からないものを語り合う変なものが好きな真実分かり会える私たちグループ、良いんちゃう？理想的やん
このアニメがそういう偶像に憧れるサブカル女子を狙った商材なのはみれば分かるしな、そんな分かり会える集団見たことないけどな
彼女たちも二次元美少女でくらい夢見たいのよね...
うん、これ題材は題材でも古典SFがどーのこーの一人でぶつくさいってるキモオタ男が語るものじゃないのかもしれん 学校がしんどいサブカル好きな女子高生向けアニメでした...
なんだかなぁ、偉大な原作がこういうなまっちょろい作風に変えられてもそういった現実の女の子たちの励みになるならそれでいいのか？
うーむ
...こういう社会レベルでの意義がどーのこーのと考えが行き着きだしたら それはとってもつまらんものなのよね...駄作です
ほんとストーカーは好きな小説だからさぁ...文句の一つや二つは言いたくなるでしょ 世間の目からすれば 巷に氾濫する凡作アニメのひとつに過ぎないのかもしれんが ぼかぁもう、観てて悲しくなったよ...みるのやーめた
とりあえずは原作も(裏世界の方ね)買います 買うけどな、これは面白かったからとかそういうのではないわよ オリジナル好きとしての義務感や義務感
